脳内会議議事録

混沌とした19歳男児の脳内

ビジコンミリしらのよわよわが、高専キャリア主催のオンコンに参戦した話

ビジコンというコンテストをご存じだろうか。与えられたテーマをもとに、参加者内でグループに分かれ、ビジネスモデルを作り上げプレゼンをするというコンテストだ。
今回、高専キャリアが東工大とコラボし、オンコン(=オンラインのビジネスコンテスト)→オンコンではなく、BizDevWeekend を開催するということで、ビジコンミリしらの(=1ミリも知らない)状態で自分も参加してみることにした。

ビジコン概要

テーマ

東京工業大学の特許を活用したビジネスを創出せよ

チーム人数

4人

活動期間

7/17 20:00オープニング~7/19 15:00プレゼン・表彰

一日目

20時からオープニング・チームビルディングが終わり、いよいよグループに分かれての活動が始まった。
話し合いは主にSlackのプライベートチャンネルで行い、適宜ZoomやHackMD,Googleスライドなどを活用し完全オンラインで活動した。
最初の顔合わせミーティングをした際、驚くべきことに2日目の土曜日に全員何かしらの予定を抱えていることが発覚した…
ある一人は別のオンコンと並行で参加しており、またある一人は推しの鉄道の引退式に参加、もう一人はオンラインの勉強会に参加、そして僕はWebフロントの講座と映像つよつよの友達主催の映像勉強会への参加と各々ハードなスケジュールの中活動することがわかり、一日目から綿密な議論が始まった。各々解決したい課題を出し合い、夜一時頃まで議論しあった。

二日目

各々様々なスケジュールが重なっている中、合間合間を縫って全員で話し合っては一進一退する議論を重ねた。昼過ぎまでマーケットや活用例を調べ、晩には議論が難航しながらもなんとか案を完成させ、僕がその深夜にスライドを制作した。日付変わるころから本格的に作り始め、朝4時までかかった…。

三日目

メンターの方にフィードバックをいただき、より考えを深め発表の準備をする…はずだったのだが、根本的に議論が浅い部分があり、もう一度考え直す必要があることがメンターのフィードバックで発覚。内容をもっと話し合い、スライドはほぼ全部書き直し…
発表10分前までスライドの修正作業にあたり、何とか資料完成。

なんとか発表もスムーズに進んだものの、市場調査や課題の決定などの部分の詰めが甘く、高評価をいただくことはできなかった。しかし、二つのオンコンに同時に参加していたメンバーがMVPを獲得した。おめでとう🎊

感想

  • ビジネス的思考を常に張り巡らせて物事を考えるのは慣れないととても難しいと感じた。

  • スライドの作り方がまだまだだし、時間かかりすぎだなと感じた。デザインの勉強をもっと深め、見やすさだけでなく「映えるスライド」を意識して作らないとなと反省。

  • 出た意見に対して懐疑的な立場を持ち考える重要性を知った。次回参加する際はあらかじめ様々な立場のことをもっと深く知ってから参戦したい。

  • テーマに関する下調べをもっと積極的に、かつ多方面から行うべきだなと思った。

今回は初めてということもあり、なかなか議論に貢献できず、伝わりやすく見栄えのいいスライドもできなかったがオンコンにもっと参加し経験を重ねていきたいと強く思った。

まずはビジネスに本を買ってじっくり読み込もう。

MS社員のAzureさとりのしょをもって長旅へ…ー高専キャリア×日本マイクロソフト クラウドAI開発講座ー

第一章はこちら:MS社員のAzureさとりのしょをもって長旅へ…ー高専キャリア×マイクロソフト AI開発講座ー - 脳内会議議事録

第二章 時間との闘い

今週やったこと

・ちょまどさんの記事を参考に、EchoBotをビルドするところまで終わった。
 →Azure上でアプリの名前などを設定したらまずデプロイし、価格帯を変更しておくこと
 →コードの編集はAzureのWebサイト上でできること

 等を理解した。

・Azureのタグ付けされたQiitaの記事を読み漁り、どのような活用ができるかを調べた。
 →主に様々な作業の自動化として活用しやすいらしい。
 →荷物が来たことの通知など、何かを管理するアプリを作りやすい
 →サーバー周り、http通信などのことを知っておくと開発がしやすそう

 記事を漁る中で以上のようなことがわかった。

正直なところ、あまり進捗はよくない。もちろん言い訳をするつもりはないが、LTの準備やその他タスクにかける時間が予定よりもかなり多くかかってしまったため進んでないのが現状だ。

第二週でやること

・TeamsへのBotの反映
・自作Botのデプロイ
・本番で作り直すもののアイデアを考え直すべき…?

さて…経験値稼ぎに出かけないと。

第三章、7/21頃公開予定。

えっ…まだそんな方法でアイデア出しをしてるんですか…?(笑)ー高専キャリアBusinessDesignLabー

仕事や学校など、多くの場面でアイデア出しという作業が必要になる。多くの場合、ここでかなり時間がかかり、質の向上も難しい。今回のBusinessDesignLabのテーマはそんなアイデア出しの際に役立つ「SHIFT-IMAGINE法」だった。

SHIFT-IMAGINE法とは?

テーマに沿ってアイデアを量産→考え方のベクトルを2つ作り4象限を作る→量産したアイデアを軸に合わせちょうどいい位置に配置する→ベクトルの方向性と範囲が適切か検証する
のフローでよいアイデアを形成しいていく考え方のフレームワークのこと。

具体例

「若者の運動離れ」という課題があったとする。その課題を「実行しやすさ」と「効果の見えやすさ」というベクトルで課題解決するアイデアを考えてみる。
・「ランニング」は実行しやすいが、効果は見えにくい。
・「(一人での)筋トレ」は実行しにくいし効果も見えにくい。
・「なにかしらの運動をしたら書き込む記録帳」は実行しやすさが少し微妙だが効果は見えやすい。
→「ランニングをしたらその距離や時間を書き込む記録帳・アプリ」なら実行しやすいし効果も見えやすい!

以上のような考えの深め方をSHIFT-IMAGINE法という。

やった感想

今まで何回かアイデア出しをやったことはあったが、意見が発散したりいい意見が出るまでに時間がかかったりすることが多かった。課題解決の方向性をあらかじめ考えておくことでたしかに話し合いが進みやすく、短時間で効率のいいアイデア出しができると感じた。考え方のベクトルを設けるという点を考えれば、課題解決以外の話し合いでも活用できそうだ。

「言います。俺、実は…」ー高専キャリア BisDesAcademyー

今回のBusiness-Design-Labテーマは「人の心・記憶に残るアイデアとは?」。オンラインのイベントなどに参加する機会が増え、それに伴い自己紹介をする場面が増えた。しかし、自分が相手の記憶に残るような自己紹介をできているかと言われたら「はい、できてます!」とは素直に答えられない。今回はそれに悩む自分にぴったりのテーマの講座だった。

人の記憶に焼き付く情報とは?

僕は大体、オンラインの場などで自己紹介をするとき「僕は沼津高専機械科のほっぴーです。あ、高専っていうのは五年間で専門分野を…」というありきたりな話で始めてしまう。これでは結局僕がどういう存在なのか一生懸命伝えても、相手に覚えててもらえるのはせいぜいほっぴーという奇抜なニックネームだけだろう。
講座によると、「意外性がある」「感情に訴える」「物語性がある」と人は記憶に焼き付きやすいらしい。

意外性がある

「9月1日に高専機構が全教員向けのオンラインカンファレンスをやる」という内容に興味を持ってもらえる見出しをつけるとしたらどんな見出しがいいだろうか?という例題。僕は素直に「9月1日、高専機構が防災に向け動き出す」という見出しを考えた。
講師のりゅーかん先生が作った見出しはこうだ。

「9月1日、全国の高専が一斉休校!」

これはもう、休みを切実に求める全国の高専生はこの事実に狂喜乱舞するだろうし、Twitterで拡散されること間違いなしだろう。
このように、内容を伝える際に意外性を持たせると相手には覚えてもらいやすいらしい。

好奇心の「隙間理論」

先程の意外性による注目をさらに際立たせる要素として、相手の好奇心をかき立てることがいいらしい。
疑問や(大胆な)仮説の提示→知識と事実や合理の穴埋め→答え合わせの手順で話を展開するといいという。

たしかに、言われてみると「僕ってこう見えるんですけど実はこうで…」という自己紹介を聞くとそのギャップが頭に残りやすく、その人のことを覚えやすいと自分でも感じる機会が多いし、皆さんにもあると思う。

物語性がある

数字や事実をただ並べるのではなく、感情的な物語で相手の感情を動かすと記憶に残りやすいらしい。
深イイ話などのバラエティー番組で放送されていたことをよく覚えていたりするのも、ホラー映像の記憶をなかなか忘れられないのも感情に強く訴えかけてるからと考えたら納得できる。

以上の三点をもとに、人の記憶に残りやすい自己紹介を考えてみる。

「言います。俺、実は…」

実のことを言うと、僕は高専の機械科に通っているが機械系の勉強をしたくて入ったわけではない。本当は高専で電子制御系の学科に入り、ロボットやプログラミングの勉強をしたかった。しかし志望学科に落ち、機械科に入ることとなった。志望学科に落ちたショックで、1年半ほど特にやりたいこともなく空虚な日々を過ごしていた。
転機は3年のプログラミングの授業。スピードが速く全然理解できなかった。プログラミングやりたくて来た高専で、プログラミングがわからないまま終わりたくないと奮起し、独学で勉強することを決意した。今現在Web関係の勉強を精力的に行い、自分の作りたいものの完成に向け進んでいる。

講座を受けた感想

今回の内容は自己紹介に限らず、プレゼンやアイデアを考え、世に出す時にとても参考になる内容だなと感じた。
自分の自己紹介を何段もグレードアップできたので、これからオンラインイベントに参加するときも堂々と発表できる自信がついた。

MS社員のAzureさとりのしょをもって長旅へ…ー高専キャリア×マイクロソフト AI開発講座ー

「学生諸君!コンテストに参加して勇者になろう!」この一文に惹かれ、僕の長旅は始まった…

プロローグ

7月4日20時。つよつよを目指す我々はとあるZoomのミーティングルームに招待された。どうやらおーちょさんという方からさとりのしょを授けてもらえるらしい。 ほどなくして、講座が始まった……

第0章 Azureさとりのしょ

講座は約40分。小チームに分かれ簡単なブレイクアウトを行い、勉強の進め方などが書かれたさとりのしょを授かる。偶然にも、さとりのしょを書いたドラクエお姉さんのおーちょさんと同じグループになり、お話しすることができた。
そしていよいよ本題に入っていった。約二ヶ月でMicrosoft Azureを活用したTeams連携Botを開発すること、途中中間発表をはさみ最後完成させたものをプレゼンすることなどが伝えられた。

MicrosoftAzureとは、ビジネス上の課題への対応を支援するために絶えず拡大を続けるクラウド サービスの集合体です。世界規模の巨大なネットワークに対し、お気に入りのツールやフレームワークを使ってアプリケーションを自在に構築、管理、デプロイすることができます。 azure.microsoft.com

また、メンターには高専キャリア代表の菅野さんやCTOの兼城さん、そして日本マイクロソフト株式会社で働くおーちょさんこと大川さんの三人がついてくださることになった。

そしてなんと、成績優秀者には豪華な景品が渡さられるということでモチベが高まる。充実したチュートリアルやおすすめの動画なども教えてくださり、さっそく作戦を考え始めた。

ほっぴーの作戦

自分は幾つか作ってみたいものがあるので、本番で作るものに全てをかけるのではなく、いくつかのBotアプリを作りかつ役立ちそうなものを作りたいと考えている。今のところ、
・Assignmentsの課題で、提出期限が近くなったら自動でお知らせしてくれるBot
・送信された文を静岡弁風に変換して返してくれるBot
を試験的に作り、 ・会議で話された内容をcsvかtxtファイルに書き起こし、保存してくれるBot
を本番で出すアプリとして出したいと考えている。

とにもかくにもまずはチュートリアルをこなし、自分のレベル上げから始めていかねば。

次回、第一章 7/12頃投稿予定。

「水の売り方を考える」ーあなたは2Lの水をどうやって売り込みますか?ー

おひさしぶりです。ほっぴー()です。僕は現在高専キャリアという団体のBusinessDesignLabというビジネスについて学ぶグループに所属し講座を受けています。

online.kosen-career.tech

前回の「効率的なチームとは何かを知る」に続き、今回はマーケティングについて学びました。 内容は簡単にまとめ、自分の感想を多めに伝えられればと思います。

どんなこと学んだの?

マーケティングとは、「売れる仕組みを作ること」⇒顧客を理解し、なるべく低コストで高収益をあげるのが大きな目的。
マーケティングはリサーチから始まり、戦略を立て、実行・検証をし、リサーチに戻るというサイクルを持つ。この中でも検リサーチは特に重要で、ここをおろそかにすると需要に合わない製品・サービスとなり、注目されない製品・サービスになる。
マーケティングにもフレームワークがあり、整理された考えるポイントに則って思考・議論することで的確な議論ができる。またほかの人もフレームワークを知っておき共通認識とすることで議論がスムーズに展開できる。

どんな体験をしたの?

マーケティングを以下の流れで体験しました。

状況設定

「2Lのミネラルウォーターを販売する」

課題

このミネラルウォーターをどこの誰に、どのように売るかを小グループに分かれて考え戦略や施策を練る。

みなさんならどのように売り込みますか?キャンプ場に来た客に売る、砂漠に来た観光客に売る、いろいろ考えられると思います。
自分達のグループは一定の需要があり、一回当たりの販売数が多い点から会社に売り込もうと考えました。
ここで、先ほど出てきたマーケティングフレームワークの一つ、AARRRについて知りたいと思います。

AARRRとは

Acqisition(顧客を獲得する)⇒Activation(活性化する)⇒Retention(継続する)⇒Revenu(収益を上げる)⇒Referra(紹介してもらう)
上のフローの中でも継続させることは特に重要で、ここを意識しないとせっかく得た顧客もすぐに離れられてしまう。

この考え方に則り先ほどの「会社に売る」という考えを深めていきました。

体験のまとめ

ただ会社に水を売るのではなく静岡の水出し緑茶をセットで売ることで付加価値の高め、さらに季節ごとにお茶の種類を変えることで継続的に購入してもらえるようにするという意見にまとまった。

講座を受けての感想

・初対面の人とコミュニケーションをとるのは難しいけど楽しいと感じました。
・初めはざっくりとした考えしか出せませんでしたがフレームワークを知ることでより深く考え議論することができ、共通認識の重要さを知りました。

今現在自分で作りたいと思っているサービスもこのフレームワークを通じて考え直し、より深めていこうと思います。
それでは次回の記事でお会いしましょう。最後まで読んでくださりありがとうございました。

(身内向け)最近感じた吹奏楽に関するメモ書き

卒業式お疲れ様でした。Y先生が今年で顧問を引退するとおっしゃりその際に話してくれた「観客の年齢層高くない?」という話に関して色々感じたのでそれのメモとして今回この記事を書かせて頂く。
なおあくまで自分は吹部にわかであり吹奏楽についての知識もそこまで多くない。ましてや人に堂々と教えられるほどの技術もまだ持っていない。そのにわかだからこそ感じられる点もあると大目に見て以下、記事を見てほしい。

1.選曲について
聞いた話では高専祭や演奏会の曲目は幹部で話し合って決めていることが多いという。そこについてどうこういうつもりは無い。そこに任せた方が絶対良い曲を選ぶと思うし、全員で決めてたら一向に決まらないと思うし。
ただ、やはり観客層は意識するべきだと思う。同年代の友達に来て欲しいのならやはり同年代が興味を持つような曲を何曲か入れるべきだと思う。流行ってる曲なり今季アニメのOPだったり、ゼルダとかポケモンとかの有名なゲーム音楽だったり。クラシックはたしかに自分たちの成長に繋がるし、曲作りが深いから聞いてる側も楽しめるだろうし、やるべき理由は多々あると思う。ポップスも少し前の曲をやって大人が興味を持ってもらう選曲はいいと思う。実際take on meやったらうちの親めっちゃ喜んでたし。
せっかくの高専祭、ホームでやる場だし1,2曲くらい高専生を意識した選曲をしてみてもいいのでは?と感じた。

2.自分たちの意識について
我が高専吹奏楽部は言い方は少し悪いがガチ勢上がりの方もいればそこまでガチガチではなかったところから来たり、僕みたいにまったくの新参もいる。それぞれがそれぞれの目的で吹奏楽部に入ってると思う。そこを変える必要は無いと思うが、せめてなにかひとつに意識を統一させる要因は必要だと思う。それはコンクール、高専祭といったその演奏する場についてのざっくりな目標ではなく、もっと具体的な目標であるべきだ。
自分が思ったのはコンクール以外の話になるが高専祭や定期演奏会で自分たちが観客に向けて曲を演奏する目的、そのターゲットを明確にするべきだと思う。そこの意識はしっかり練習したい人も少し緩く練習したい人も統一出来ると思う。なにかひとつ意識を統一させるのならば、そのような点がいいと感じた。
コンクールでは上と似たように観客や審査員にどのような意識を伝えたいのか、それを伝えられるにはどうすればいいのかを改めて考えるべきだと思う。

余談だが僕は入部当初は定期演奏会で「半年でドラムここまでできるようになったんだぞ~~~」ということを見せるのが目標でやっていた。結果はダメダメだったが。

自分は幹部でも何でもない1吹部民であるので部でどうこう言える立場では無い。どうかこの記事が幹部の目に入り、少しでもなにか話にあがってくれれば幸いである。
またこれは違うだろ?とか言う意見があればコメントやDM、LINEなどで伝えて欲しい。