AviUtl(映像編集ソフト)でエモい画像を作る
どうも、ほっぴーです。沼津高専アドベントカレンダーも九日目、先週の先輩たちの記事凄すぎませんか!?クリスマスカラーの話もはえーってなったし、PowerPointの話はめっちゃ参考になったし、ちょうど勉強し始めていたPythonの記事も昨日の電子管楽器の記事もどれも素晴らしかったです…!!!
さて、本題に入りますか。今回は夏休みからぼちぼち使用しているAviUtlという映像編集ソフトを使ってよさげな画像を作る話をしようと思います。(ポケモンの記事はまた別の機会に…)
そもそもAviUtlとは?という話からしますと、KENくんという方が個人で開発した映像編集ソフトで、主な利点をあげますと
・動作が軽い→ソフト本体の大きさは約500KBと軽量
・基本的な動作が軽い
・無料
・プラグインと呼ばれる拡張機能をいれることでいくらでも機能が拡張できる
・MMDやゆっくり実況など有名ソフトと連携しやすい
等があげられます。
さて、前回作成した画像というのがこちら。
見覚えあるという方いらっしゃるかもしれません。
これです↓
https://twitter.com/hoppy_hoda_0616/status/1065973020236308480?s=20
合計レイヤー数(パーツ数)は52。投稿した映像はこれの拡大率を上げることでこちらに近づいている様子を表現しています。
実はこれ、複雑なことほとんどやってないんですよね
というのも、youtubeで見た動画を自分なりに解釈して作成したので何とも言えないのですが…
そんなことは置いといて、ざっくりした構成を以下にまとめていきます。
まず、背景は以下のようにグラデーションをかけています。
合成モードはいろいろやってみて乗算がよさげだったので乗算を採用しています。
開始色(上半分)と終了色(下半分)はどちらも紺色にしていますが開始色の方をより黒くしています。
中心の丸、円、は大きさ10程度にして拡大率を変え配置させています。扇形はカスタムオブジェクトの扇形を使用しています。目盛りは細長い四角形を円形に配置させています。また円弧は斜めクリッピングという円の一部分をくりぬくエフェクトをかけ、それをランダム配置させています。設定はこんな感じ
設定からX,Y方向へのばらつきをなくすことですべての円弧が中心を向くようにしています。
そして周辺ボケ光量というエフェクトをかけることで光の量を制限しています。
アニメなどで終わる前にキャラクタ-以外の部分が黒くなり、やがて全部黒くなるという描写と同じ表現です(伝われ)
そして最後にフレームバッファというのを使い配置したオブジェクトを発光させ、それにフレームバッファをかけ拡大率を上げ、近づいている様子を表現しています。
このフレームバッファというのはとても便利な機能で、簡単に表すとフレームバッファより上に配置してあるオブジェクトを一つのものとして扱うことができる機能です。???という方のために下で解説します。
例えば、上のように図形を配置したとき、一つ一つに発光などのエフェクトをかけると動画が重くなりますし、一つ一つにエフェクトをかけるのはぶっちゃけめんどくさいです。しかし8レイヤー(7まで配置したオブジェクトの下)にフレームバッファを置くことで1~7の図形を一つのオブジェクトとして扱うことができ、ここの設定をいじることで一括して大きさを変えたりすることができます。そして
完成。
ざっくりとしか説明できませんでしたがいかがだったでしょうか。
AviUtl、四か月くらい使えばこのレベルの作品ができます。皆様もパソコン持ってたらぜひ一度映像編集及び画像制作してみてはいかがでしょうか。
これからもTwitter等に作品を投稿していこうと思っているので、反応をいただけると非常にありがたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。次回以降の記事も読んでいただけると幸いです。